あざでお悩みの患者さまへ
「あざ」と呼ばれるものには、以下のようにたくさんの種類があります。
赤あざ(単純性血管腫、いちご状血管腫、ポートワイン母斑、ウンナ母斑、サーモンパッチ など)
黒あざ(色素性母斑 など)
茶あざ(扁平母斑、カフェ・オ・レ斑、ベッカー母斑 など)
青あざ(太田母斑、蒙古斑、異所性蒙古斑、伊藤母斑、青色母斑 など)
その他、表皮母斑、脂腺母斑
当院では、これらのどのあざの治療も可能です。
当院では、主にレーザーによるあざ治療となります。あざの種類に応じたレーザーを使用しています。
あざ治療において保険適応でレーザー治療が可能なものと保険適応外のものがあります。乳幼児であれば乳幼児医療費助成の対象にもなります。詳しくは診察時にご案内いたします。
母斑・バースマークの治療について
治療はそれぞれのあざにあったレーザーを用いて行います。主にQスイッチルビーレーザー(Qルビーレーザー)、ピコヤグレーザー(ピコレーザー)や色素レーザー(ダイレーザー)などあざの色素を破壊する治療になります。
SSCクリニックでは、ジェイメック社のThe Ruby Z1 NexusというQスイッチルビーレーザー、フォトナ社のStarWalker PQXという最新のNd:YAG/KTPピコレーザーやサイノシュア社のCynergy Multiplexという高出力パルス色素ダイレーザー(Vbeamレーザー)などを用います。
皮膚表面を冷やしたり、各局所麻酔を使用しレーザーを照射する事で痛みの少ない治療を行いますので、痛みの心配をせずに受けることができます。
あざの種類や症状は多岐にわたります。当院の母斑治療は、保険適応のレーザーとなります。
太田母斑・異所性蒙古斑・外傷性色素沈着症が保険適応となります。(詳しくは診察時にお問い合わせください。)
SSCクリニック院長のあざ治療は、クリニック開院から約35年の間の累計で、9000件を超える症例実績がございます。どのようなあざの症状でも当院へご相談ください。
あざの治療をはじめる時期について
赤あざ、青あざ、茶あざ治療は新生児期から可能です。これらのあざは、より早い時期から治療を開始することが効果的です。
当院には、あざにお悩みのの親御様が多く来院されています。小児・乳児のあざは自然に治ると思われていることが多いのですが、実際のところ自然治癒する事例はわずかであり、仮に自然に治癒してもそれまでに相当の時間を要します。また、多くのあざは、身体の成長とともに肥大してしまいます。そのため当院では、乳幼児からの早期治療をお勧めしています。
治療開始が早いケースとして、生後2ヶ月目くらいでレーザー治療を始める事例もあります。産院を退院された後であればいつでも治療を始めることが可能です。
なるべく早く治療を始めたほうがいい理由として、成長前の皮膚が薄い乳幼児の方が、低出力のレーザー光で治療が可能なため痛みが少なく、そのうえ治療効果は大きいといえます。
その中でも動きやすい幼児よりも身体の小さな乳児の方が、しっかり身体を押さえて治療をすることができるので、安全にレーザーを当てることができます。そして、治療への恐怖心やイメージが芽生える前にストレスなく受けることができます。また、日焼けのない状態で治療を受けていただく必要がありますので、幼稚園へ入園前に治療することをお薦めしています。
いちご状血管腫、サーモンパッチ、異所性蒙古斑など、時間が経つにつれ目立たなくなって行くとケースがあると言われる種類のあざは、成長後消えなかった場合に治療することも選択肢の一つです。しかし、先述のとおりレーザー治療を受けている間は太陽の下で遊べないので、当院では屋外に出る機会が増える年齢より前に治療をする選択が良いと考えています。
治療の時期をはじめ「あざ」でお悩みの方がいらっしゃいましたらSSCクリニックまでお気軽に診察のご予約をしてください。またオンライン診療もございます。カウンセリングを受ける際は、お悩みの症状について治療が必要かどうか、どのような治療を施すのか、治療後の変化や効果についてご説明いたします。
当院ではオンライン診療を導入しています。オンライン診療についてはこちらをご覧ください。